絵本とお弁当

早いもので息子が高校生になりました。
日々の家事の中に「お弁当作り」が加わりました。
楽しいような、大変なような・・・
今までの子育てを思い出しつつ作るお弁当です。

絵本。
そらが小さい頃私とそらをつなぐものは
絵本でした。
当時住んでいた、葛飾にはとても素敵な絵本屋さんがありました。
まるで、絵本から飛び出してきたようなおばあちゃんが
絵本を選んでくれるのです。
息子の話をすると、「あら、その子にはこの本がいいわ。」って。
それが本当にその時の息子の心にぴったり寄り添ってくれるのです。
私自身、何度もその絵本たちに助けられ励まされて子育てしてきました。
そんな頃を思い出し、小さいお子さんを育てるお母さんに絵本を差し上げることが多いです。
私と息子のそばにいてさりげなく寄り添ってくれたように、また、その絵本たちが
どこかの親子に寄り添ってくれますように。どこかの親子をつないでくれますように。これからも贈り続けたいな。

さて、時代は流れ、もちろんうちの息子はもう絵本を読みません、笑。
今の私と息子をつないでくれるものは何でしょう??
多分、お弁当かな??と、思うのです。
今、大きくなって何でも自分でできるようになった我が子に
せめてしてあげられること。
カラで帰ってくるお弁当箱。
「今日、茄子の煮たの美味しかったよ」「海藻は相変わらず、好きじゃないよ」とか
まるで交換日記をしている気分です、笑。

時を超えて繋げてくれるものがあることに感謝。

さて、明日のお弁当考えないと。

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